ナウシカ見た
画像は無料壁紙サイトからダウンロードしたんだけど大丈夫かね。ダメかね。
さて、先日ナウシカを劇場で見てきた。
ジブリ作品を映画館で上映することはニュースで知っていた。なるほどね。アリだね。くらいの感想だった。
宮崎作品を最初に劇場で見たのはラピュタだ。純真なADHD中学生だった僕は完全に全身を持っていかれて、乏しい小遣いを振り絞って4、5回は見たものだ。あの頃は同時上映とか抱き合わせで見られて、しかも一回お金を払えば一日中いられた。今の東京の映画館みたいに綺麗な感じじゃなくて、場末感があったな。まあ、そんなことはさておき。
それ以外は欠かさず劇場で見てきた。宮崎駿作品をリアルタイムで鑑賞できたのは僕の人生の財産である。
ナウシカ以外は。
そうか。ナウシカは劇場で見てないんだ。
そういえば、今まで「ナウシカも映画館で見たかったな」とふと思ったことが何度かあった気がする
いやいや、これを逃したら一生ないかもしれない。マジで。
というわけで行ってきました。
何度もテレビで見た映画を、映画館の大スクリーンでたどるのは新鮮なような退屈なような感覚だった。一つTODOリストを潰した達成感はあった。
年取ってから見ると感想が違う。宮崎さんがんばったんだな、と思った。世界観からストーリーから盛り沢山だ。苦労して2時間に納めたのだ。破綻しなかっただけ凄い。
今見るとクワトロとクシャナが一番リアルで魅力的だ。彼らの部下もそうだ。面白いね。この二人に比べると他のキャラが(ナウシカ含め)ステレオタイプに見える。それがいいんだけどね。
ナウシカ。
昔から宮崎駿への批判の定番に「女の子の描写がリアルじゃない」というのがある。
改めてナウシカを見てみると、宮崎さんが「腫れ物でも扱うように」苦労してナウシカを扱ってるのが分かった。普通の「可愛らしい女の子」から「超人的な聖なる女性」まで振り幅のあるキャラである。そりゃ苦労する。というか、そんな難しいキャラをそもそもなぜヒロインに据えたのだ?と思うレベル。
女性から見れば一発なんだろうね。都合よく描くなよ、と。
まあ、とにかく、人生の借りを返した気分だ。変な感覚だね。人生にはこういうこともある。
カメラのこと、とか
写真集を買った
「ソール・ライターのすべて」。
本を買ったこと自体、久しぶりだった。
久しぶりにアフィを貼っておく。

- 作者:ソール・ライター
- 発売日: 2017/05/16
- メディア: ペーパーバック
新宿のブックファーストで気に入って、2回ほど立ち読みした。
4、5回も立ち読みすれば気が済むはずだがそれでは申し訳ない。たまには出版業界に金を落とさねばならないだろう。
本を所有したいという欲望がない。ネットを開けばいつでも雑文が転がっている。しかも追ってるサイトだけでも数時間単位でアップデートされている。暇つぶしには事欠かなくなってしまった。手元に本を置いておく必要がなくなった。
出版業界には受難の時代である。経済誌などはたまに買うけどね。ネットにはない良質な情報がある。でも、ネットがなければもっと本や雑誌を買っていたはずだ。
ネット情報によってマスコミ情報が相対化され、選択肢が増えたのは良いことだが、一方でフェイクニュースやら怪しい情報が氾濫するのは必然か。
・・・
時を戻そう。(汎用性高いフレーズだ)
カメラのこと
撮影したのは2月末くらい。
カメラは相変わらずLumix GF9を使っている。レンズは安いまき餌レンズ 12-32mm ばかりだ。ぼかしたい場合に25mmを持っていたが、m3/4の絞りF1.7だと(フル換算F3.4)そこまでボケないし、昨今はスマホでもボケが出せる。一手間かけてボケさせる価値がなくなった。
本体もレンズも、とにかく軽く小さくてて使い易くてキレイに撮れる。センサーにもゴミがつきにくい(ここ大事)。文句の付けようがない。シグマなどクセのあるカメラの方が撮影して楽しいだろうとは思う。そこは趣味の世界である。残念ながらクセを楽しむためにウン十万を支払う余力はない。GF9がファイナルアンサーである。
つまり、最近はカメラに全っ然こだわってない。
機材を変えないから撮り方も一緒だ。絞り優先モード一択。暗いとき、近いときは開く。明るいとき、遠景は絞る。多少間違えたって問題ない。どうせそこそこキレイな写真が撮れる。
・・・楽しくない。
Lumix GF9の開発者は苦笑いしてるかもしれない。こっちも「贅沢言ってスミマセン」と謝るばかりだ。
撮る機材が一緒なら問われるのはセンスである。「写ルンです」だって、iPhone 8だってハッとする写真を撮る人がいる。
センスがいまいちならカメラやレンズを追加・交換すればいい。するとどうしたって年に数十万はかかる。なかなか厳しい世界である。
動画のこと
コロナ自粛期間中、Youtubeをよく見た。
キャンプ・アウトドア・サバイバル系が気に入った。
山や島や秘境に入って設営して火をつけて食事して起きて帰るだけである。
それが楽しい。
酒や茶をちびちび飲みながら、だらだら見る。
素人が時間をたっぷりかけて作った動画だ。スポンサーがいて電通が入ってプロダクションがいて下請け映像制作会社がさらに下請けに出してとか(知らんけど)の結果できた動画とは良い意味でも悪い意味でもモノが違う。地味に面白い。
やはり、写真よりも動画の方がパワーがある。
画像と比べるとサイズがバカでかいから保存や取り回しには苦労するが、SNSやクラウド(もちろん自前でストレージ買ったって良い)を活用すれば楽になる。
めちゃくちゃ画質の良い静止画一枚より、下手すれば多少荒くても動画の方がインパクトがあるというね。ものにもよるだろうが。
GF9の次に買うのはビデオカメラかもしれない。
所詮このブログだって自己満足だ。自己満足で動画投稿するのも悪くないだろう。
なんてことを考えている。
コロナ自粛とか
(写真はNHKの日曜美術館のソール・ライター特集の画面撮り)
ADHD持ちの皆さん、コロナ期間中いかがお過ごしでしょうか。
自粛期間中だったけれどせっせとジョギングしたり近所のスーパーに行ったり、DIYやってみようとか自粛終わったらキャンプしてみようとか、100均やホームセンターにせっせと通ったのではないだろうか。
ADHD持ちだからしょうがないね。家にじっとしていられるわけがない。
非常事態が好きだから(基本的にADHD持ちは不謹慎である(笑))それなりに元気に過ごしているのではなかろうか。
自粛警察と喧嘩したりしてね。
会社で勤務する時間も6〜7割程度になったかな。趣味に振り分ける時間が多くなって素直に嬉しい。
昔から9−5時8時間拘束するのって意味がないだろうと思っていたから、コロナ以降もこの調子で回って欲しいね。(僕の業界に限っての話で、もちろん飲食とか芸能音楽関係の方はちゃんと復活して欲しい)
軽く風邪をひいたけれど、それ以外は健康に過ごしている。
コロナ自粛が明けたら活動を少しずつ広げていきたい。もう少しかな。