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A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

あちらの世界とこちらの世界

中期以降の村上春樹の小説にしばしば現れるモチーフである。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、そして「海辺のカフカ」には現実世界と内面世界という対比として。

「ねじまき鳥クロニクル」や「ダンス・ダンス・ダンス」、「1Q84]では、ゆがんだ異世界として。

ASD併発疑惑ADHD持ちとしては、「内なる異世界」というテーマからはASD的な世界観をダイレクトに感じるし、「ゆがんだ異世界」からは(やや牽強付会と自覚しつつ)ADHD的な世界観を感じてしまう。

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ADHD者としては、現実社会が妙に軽く感じることがある。

それこそちょっと力を入れて蹴っ飛ばせば、ボロッと壊れてしまう感覚である。

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もちろん、実際に現実世界がもろいのではない。

ADHD持ちの世界観が、脆弱なのである。

ADHD持ちの気分が、乱高下しているだけなのである。

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ある日は一日落ち込んでいる。(ダメだ!オレなんて生きている資格はない!)

別の日は高揚してイケイケになる。(人生楽勝だぜ!リスク?いくらでも取るよ?)

例えば(例えばですよ)可愛い女の子に話しかけられたとか、お気に入りのギミックを手に入れたとか、実に他愛のないきっかけで、鬱地獄と躁的な天国を行ったり来たりするのである。(嗚呼!)

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深呼吸するだけで、世界が微妙に変わる。

ちょっと散歩しただけで、気分が楽になる。

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数年前、通勤途中に「世界はバームクーヘンだ」という文章が頭に浮かんだ。

現実は一つではない。幾重にも層をなしているという意味だ。人によっても変わるし、人の気分によっても変わる。(特にADHD持ち!)

決して均等均質な層ではないから、バームクーヘンという喩は適切ではないが、ポップな感じが楽しいから、これでいいのだ。

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そんな気分乱高下のADHD持ちには、ライフスタイル改善には瞑想が有効に違いない。

と思って、これまで禅とかヨガとかを独学でやってみたが、いまいち効いている気がしない。

一番効くのは、目が覚めた直後の30分の勝手瞑想である。

大の字になって寝ころび、ウトウトする。この時快適な白昼夢を見ることができると、起床が大変心地よい。疲れの抜け具合が違う。

ただし、狙ってはできないのが難しいところである。

「無になろう」というのは違う。「現実を忘れよう」というのも違う。「ストレスの棚卸をしよう」これもダメ。

気が付いたら心が想像力の世界を飛翔している、そんな感じの30分が、もっとも効果的な瞑想である。

何とか意図的にこんな瞑想ができないものか。と悩んでいるのである。