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A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

フィルムカメラ

カメラ コーヒー現像

ADHDとは無関係)

フィルムカメラを買った。

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表示パネルに見覚えがある。家にあった機種に違いない。

父に「F70手に入れたったwwwしかも500円www安過ぎwwwテラナツカシスwww」と電話した。「F100がどうしても捨てられなくて手元に残してあるから、今度お前に譲ってやろうwww」と父も盛り上がっていた。

2chの昔のスレッドでは個性のある名機との評判である。10年ほど前まで地味に盛り上がっていたようだ。

Nikon F70 2ch - Google 検索

10年前・・・。フィルムカメラが駆逐された時代だ。

Wikipediaによると、2006年頃にNikon銀塩カメラがほぼ生産終了している。

ニコンの銀塩一眼レフカメラ製品一覧 - Wikipedia

15年ほど前の2000年頃、「いよいよデジカメがフィルムに匹敵する画質になった」という触れ込みの、200万画素(!)のCAMEDIA C-2000 ZOOMを、10万程度で購入した。高かったがさほど使わなかった。画質は確かに凄いと思ったが、フィルム一眼レフと比べると外観も質感も操作性も完全にオモチャだ。比べるのが酷なくらいだった。

Nikon FAを中古で手に入れて時折撮影していた。ヘタクソだった。24枚撮影して、まともなのが1枚もない、ということもあった。

D80を父から譲って貰ってからは、Nikon FAを全く使わなくなった。やはりランニングコストである。フィルムカメラはフィルム代・現像代・プリント代・スキャン代で36枚撮影して数千円かかる。デジカメは事実上無料だ。撮影してすぐ確認できるのも素晴らしい。露出補正の容易さもフィルムとは段違い。ハイキー、ローキーにも気軽に挑戦できる。

画質だって、はっきり言ってフィルムより優れる。

そりゃフィルムカメラの出番はなくなるよ。

しかし。

ほとんどオッサンの懐古趣味だが、写真を撮る楽しさは、フィルムカメラの方が大きかったように思う。

一枚一枚の緊張感が違う。プリントするまでのワクワク感が違う。成功率は低いが、上手く撮れた時の喜びはひとしおである。

F70を触って改めて「フィルムカメラは楽しい!」と思った。デジイチよりも手応えがあるのだ。(気のせいじゃないと思う)

昔オヤジが使っていたカメラの完動品が500円。これも何かのご縁だ。F70。使ってやろうじゃないの。

と決意したものの。

問題はやはりランニングコストである。

行きつけの居酒屋に月に数回通うようになってから、小遣いがカツカツである。デジカメの買い替えやレンズ代、デジタルガジェットのために積立もしたい。

フィルム代に掛けられる予算は、せいぜい2,000円/月。できればそれ以下で。

となると、やはり自家現像。風呂場暗室。それしかないのではないか。

ふと「コーヒー現像」という単語が思い浮かんだのでいろいろ調べてみる。(自家現像などこれまで考えもしなかったのに、どこにそんなボキャブラリが潜んでいたのやら)

面白そうだが、やはり敷居が高い。Webに載っているマシな情報は「この道ウン十年」な方が発信するものばかりだ。素人がいきなりチャレンジするものではないのか?

しかしまあ、せっかく購入したのだから。と地道に調査&情報収集、ならびに部材の手配を進めている。

まずは吉祥寺ヨドバシ
現像に知見のある店員さんに「コーヒー現像したいんですが、最低限必要な用具は何ですか」と聞いてみる。あれもこれも、といろいろと勧めて来るのを華麗にスルー。言われるがままに買ったら10,000円超えるぜ。事前の調査は無駄じゃなかった。ホントのホントに最低限!と粘って購入したのが現像タンク。「あー。確かにね。フィルム現像の最低限。現像タンクがあればいいですね。確かにね・・・」と店員さんに言わせたこれが5,000円弱。恐らくは初期投資で一番高額な道具である。

後日は新宿西口ヨドバシにてフィルムピッカー。これが1,000円程度。
パトローネ(?フィルムが巻いてあるヤツ)からフィルムを取り出すツールである。暗室でパトローネを破壊すれば取り出せるから、最低限必要というわけではないのだが、これがあれば最初の難しい作業を明室でできる。

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堀内カラー(HCL) フィルムピッカー

堀内カラー(HCL) フィルムピッカー

フィルムピッカーの使い方はこんな感じ。

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(ってはしょり過ぎいぃぃぃ!すまぬ!)

「使ったことあります?」と聞かれ「いや、初めてなんですよ」と答えると、実演付きレクチャー&ハンズオン講習して貰ったのである。ありがとうありがとう。そして閑散とした現像用品フロアにはななぜか印画紙をキャピキャピと物色する女子高生が二人。シュールな空間である。

ここまでが明室作業。

次に現像タンクにセットするのは暗室で。

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フィルムをスルスルとリールに巻き取って、タンクに仕舞う。

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フタをすれば後は明るい部屋で作業できる。

ここまでの作業は、少しもったいないが新品フィルムを一本潰して何度か練習するとよい。というか、真っ暗闇での現像タンクへのフィルムの格納を、生まれて始めてチャレンジして成功するのは難しいだろう。

ということで長くなったので一旦お仕舞いにするのだ。