A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

ADHDと怒り

怒らないこと」という本を昔読んだ。4,5年も前になるだろうか。

スリランカ人の上座仏教のお坊さんが書いた本である。

怒る人はバカです。

文字通り、そう書いてあった記憶だ。

曰く、

怒っても何もいいことはない。
子供みたいに感情をぶちまけてバカみたいだ。
怒るのではなく、落ち着いて微笑んでいるのがよい。
怒らねばならないときもあるが、それは本当にその人のためにならない時に、その人のために怒るのだ。慈悲の怒りだ。

とかとか。

ADHD持ちとして、会社でもわりと癇癪を起したり怒っていたものだから、少しだけ反省したのである。

怒ってものごと(特に交渉ね)を進めると、短期的には上手くいくかもしれないが、長期的に見ればよろしくないに違いない。何より、怒って見せて交渉を有利に進めようとしていることが相手にバレたときは、本当に自分がバカみたいに思えるものだ。

だからまあ、なるべく怒るのはよそうかな。と思ったことは思ったのだが、やっぱり腹が立つときは腹が立つものである。

いやいや。怒ってはいかんぞ。「怒る人はバカ」だからな。

と一時期思ったが、最近は怒りたいときは怒っていいんじゃないか、と思い始めた。

むしろ「怒らない人の方がバカじゃねーか」と思うようになった。

ジャイアン型ナルシスト・アスペから理不尽な扱いを受ける。

税金を山ほど取られている。

24時間テレビを見てしまった。(子供らが見ていたのだ)

怒って何が悪い。というか、逆に怒らない奴ってどうなの?

怒って酒を飲む。頭の中で怒っている。それでいいじゃないか。人間だもの。

.

理不尽な扱いを、黙って耐えている人間は痛々しい。

押さえつけた怒りに内臓を焼かれている人間は気の毒である。

怒りを抑え過ぎて、無反応になってしまった人は哀れである。

しかるべき怒りなり不満を表明する人の方が、まともだと思うのである。

.

もちろん、怒り方は大事である。

前触れもなく、些細なことで癇癪を爆発させるのは最悪である。

器の狭さ、我慢力のなさ、偏狭さをさらけ出すことになる。何度かやっていると、周りから人が去っていくことになるだろう。(わたしもそんな人には近寄らない)

しばらく、粘り強く、じっと怒っているべきである。

ADHD持ちは、いきなりカチンと来て、怒りに胸が苦しくなり、貧乏ゆすりが抑えられなくなる。指も震える。

怒りは劇薬のようなものである。

怒りが、あっさりと自分の人生を破壊することもあり得るのだ。

だから、まずはグッとこらえるのである。

何より、怒りに燃えている状況で言い返そうとしても、まともなセリフは絶対に出てこない。

(違う!そんなんじゃダメだ!)というわめき声を脳内に響かせつつ、とりあえずその場は耐えるのである。

そして一週間かけて、出来るだけ冷静に理論武装するのである。(実際にはふとした瞬間に思い起こされて、突然の怒りに頭が沸騰するわけだが)

次に頭に来たタイミングがチャンスである。冷静に言い返すのだ。理詰めで、情感を込めて、周囲を説得するのだ。

そのため、怒りは静かに持続させるべきである。

決して瞬間的に爆発させてはならない。

正しい怒りは、周囲を変える力があると思う。

同時に、何かを破壊してしまうことがある。

怒りをコントロールすることは難しいが、とにかく自分を破壊しないように、厳重に管理する必要はあると思うのだ。