A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

感情の爆発

Jeff Emmerson氏のブログ を読んでいると「ああ、分かる分かる」と納得してしまい、特段自分のADHDについては書かなくてもいいよな、と落ち着いてしまう。それはそれでいいのだが、たまには自分のADHDにも目を向けてみようと思う。

ADHD者が悩まされることの一つ。それは「感情の爆発」である。

思い詰めた時や絶望した時にドカン!と来る。

そういう時は、衝動的にブチッと人間関係を切ったりとか、たいていロクでもないことをしでかす。

当然、後で自己嫌悪である。

どうやらADHD者は自己嫌悪するネタには事欠かないようだ。

わたしの場合、この「衝動的な行動」は大学生活の終わり頃から少し落ち着いていた。

年を取るとADHDの傾向は少しマイルドになるということであろう。

しかし、少し落ち着いたというだけで、衝動的に何かをしでかしてしまう傾向は続いている。

バカな意思決定はあまりしなくなったが、バカなことを思わず言ってしまうことはしばしばある。

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家族に対する毒舌・イヤミ・叱責がヒドイ状況が10年近く前からしばらく続いた。(妻には申し訳なかった)

当時勤めていた会社でブラックな役職に就いてしまい、ヒドい目にあっていた。

起業を決意した。

それから起業して数年間。

ストレスの塊だった。

頭に血が上った時、しょっちゅう妻に痛烈な嫌味を言っていた。

しつけと思い込んで、しばしば上の子を怒鳴りつけていた。今思えば、怒鳴りつけるまでもない些細なことばかりだった。

(なんだか思い出すのがツラいな・・・)

この状態は5年近く続いたと思う。

今は、少し落ち着いてきた。

理由は二つあるようだ。

一つは「一人会社」というあり方に、腹を括ったということ。

やはり心のどこかで「本当に一人会社を続けるのか」「オレの人生これでいいのか」という疑問があったのだ。

起業して6年が経ち、恐らく業界に大異変でもなければ、10年は続くだろう。勉強し続ければ20年はこの仕事をやれるかもしれない。だったら、このまま一生これで行くかと。

少しは心の安定を得られたのである。

もう一つ。それはやはり仏教(主に禅)への傾倒だろう。

ひろさちやなどの自己啓発系世俗仏教本やら、わりと腰の入った仏教系の本やらを、読み漁った。

自分で勝手禅を組んだりもした。

自分なぞ、無だ。

今、ここしかない。

一旦「無」になってみると、家族、仕事、いろいろな人間関係のありがたさが分かる。

衝動的にブチ壊しちゃダメだ、と心の底から思う。

相変わらず突発的な発作の気配はある。我慢はしないが、激越な言葉はグッと呑み込む。何とか「言いにくいことをズバッと言う変な人」「ちょっと毒舌の人」という立ち位置を確保できていると思う。一人会社だから何となっているのだ、という気もしないでもない。

完全に克服したわけではない。機嫌が悪い&疲れていると、子供を怒鳴りつけている。会社の酒席で油断すると「ちょっとヤバいかな」というくらいの痛烈な皮肉が口をついて出ることがある。

それでも、ADHDの発作も意志とか考え方で少しずつ和らぐようで、これは救いと言えなくはないと思う。

とにかく、ADHDとは何とかやっていくしかない。

自分の人生を守るために、精進が必要だと思うのである。