A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

「大人のADHDと中毒に関する文書」(翻訳)

酒好きである。というか、ちょっと自分でも度を越していると思う。(酒豪揃いの居酒屋のご常連になるまでは・・・。)

飲まずにはいられない。わりと意志は強い方だと思っている(ADHD者にも意志の力はあるのだ!)。しかし、酒ばかりは辞められない。毎日大量に飲む。これではほとんどアル中ではないか。

だからアメリカのADHD関連のサイトを見ていてしばしば「ADHD者と中毒」の話題が出るのを見て「なるほど、そういうことか」と得心したのである。(念のため大酒飲みを正当化したいわけではない。マジで)

中毒といってもメインはアルコールではないようだ。覚醒剤である。どうやらアメリカでは薬として利用されており、違法な横流し等もあって入手しやすい?ようである(日本でも行くところに行けばあるのだろうが)。ADHD者は依存性が強いとか中毒になり易いとされるから注意が必要なのである。

では、例によってJeff Emmerson氏のブログからの翻訳である。

Adult ADHD and Addiction Archives

中毒の専門家であり"When Too Much Isn't Enough: Ending the Destructive Cycle of AD/HD and Addictive Behavior"の著者であるWendy Richardson氏のWebサイト"Pete Quily’s Adult ADHD"から引用する。

自己流の療養は最初は上手くいく。これが問題なのだ。それ(覚醒剤)はADHD者の落ち着きのない体と心に落ち着きをもたらす。あるADHD者は、ニコチン、カフェイン、コカイン、ダイエット薬、そして"スピード"といったドラッグによって集中力を手に入れ、思考をクリアにし、アイデアや仕事を遂行している。アルコールやマリファナを使ってADHD症状を和らげる人もいる。

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次の問題は、自己流の療養が中毒に関する多くの問題をもたらすことだ。しかも、われわれの生活をかなり困難にする問題である。最初は"解決策"として始まったことが、衝動的な犯罪、DV、中毒、危険行為、失業、人間関係や家庭崩壊、そして死といった問題を引き起こす。適切に手当されていない多くのADHD者や学習障害、知覚障害者が、何らかの形で中毒と関わり、死に至ったり投獄されたりしている。

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アルコールやドラッグを使って自己流で療養することは、ガソリンを使って火を消そうとするのと同じだ。苦痛や問題が炎上してコントロール不能になっている。その火を消すのにガソリンを使っているわけだ。ADHDという燃えさかる炎にガソリンをぶっかければ、あなたの命は爆発するかもしれない。(訳補:こわっ)

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この投稿についてのコメントがこちら。

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Christiane B. August 29, 2005 at

ずっと答えを探していた問題を取り上げて頂き、ありがとうございます。未診断のADDの子供や、ADDに全く注意が払われなかった時代に成長した人がそうであるように、私も出来るだけ周囲に適応するように強制されました。いつも、普通の人と同じような態度を取ろうと格闘してきた気がします。しかし、最初に覚醒剤(methanphetamines)を使った時、即座に心が穏やかになったばかりでなく、「自分をコントロールしている」という、何年も求め続けていた感覚を手に入れたのです。。。そして周りの人々も「何年も付き合ってきたが、正直これほどまともな君を見たのは初めてだと」と言ってくれました。集中力が思いっきり改善したものだから、何をするにしても、今までの半分の時間で済みました。当然、薬を手放すことは非常に難しくなり、私はADDと覚醒剤中毒の知識を持っている人を切望するようになったのです。私の渇望と症状は、ひょっとしたらただ適切に手当されるだけで、もっとましになっていたかもしれない。だからこの課題を取り上げて頂いて感謝しています。状況を変えるための長い道のりの端緒に、ようやく辿り着いただけですが。

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これらの引用は、本日のトピックの序文だ。この研究 は僕が何カ月も前から人々に言ってきたことに関する、氷山の一角に言及している。つまり、約85%のADHDを持つ大人が未診断だということだ。それを聞けば、心を落ち着かせるために、集中するために、「脳内レース」から逃れてリラックスするために(時にはリラックスしたいのだ!)、長年自己流で療養してきたことが理解できるというものだ。もちろん僕だって自己流の方法がある。頻繁にお酒を飲んで心を鎮めるのだ。そう。これは社会的にも認められた行為だ。政府がアルコールを合法化している限りはね。何百万人ものADHD者が、それぞれの理由で自己流で療養している。でも、大人のADHDコミュニティにおいては、これはもう流行と言ってもいい。覚醒剤ADHDは、僕らが真剣に立ち向かうべきトピックだ。そしてドラッグの利用の奥底に横たわっている原因に、僕らは答えを見つけるだろう。ADHDを持つ大人は診断を受けられる。そんな気付きが必要だ。

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僕らのうちの一部は(実際には多数だろうが)他の障害も持っている。でもRichard Sauls博士の"ADHD Does Not Exist" に書いてあることとは反対に、ADHDは単一の障害として診断できる。そして必ずしも何かの原因があるわけではない。冗談じゃない。この本を読んで本当にイライラしたよ。確かに「誤診があり得る」といった指摘は重要だったけどね。そこは僕も認めるところだ。さて。依然として数百万もの隠れたADHD持ちがいて、まだテストを受けていないわけだ。隠しているのか、それとも否定しているのか、単に気がつかないのか。彼らの生活には必ずインパクトが出ているはずだけどね。多くの人はADHDと上手くやる方法を見つけ出していて、診断を受ける必要がないということもあるだろう(特に彼らの症状がマイルドだったら)。ということは多くの人がADHDという条件を持ちながら成功しているわけだが、それでも数百万人は個人的な戦いに巻き込まれているはずだ。それはもう直接理解できる。食事を変えれば治るとか、もっと運動しろとか、冗談じゃない。そんなことはもう何年もやってきたんだ!

- 彼らは分かってない!無知な人間が「治療法を知っている」と思い込んでいるのを見ると、本当にイライラするんだよ。でたらめもいいところだ。一時間でも僕の頭を取り付けてやりたいね。そしたらADHDってものが分かって、疑問視するどころじゃなくなるだろう。全く。

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それはさておき。ADHD持ちが覚醒剤を使ってしまう理由は分かっただろう。ADHD持ちの心を静め、切望していた安定した休息が得られるんだ。問題はアデロール(訳注:日本では覚醒剤扱い)と覚醒剤が似かよっていると同時に別物で、医師の診療を受けずに自己流で投薬することが明らかに危険ってことだ。ロシアンルーレットみたいなもんだね。やれやれ。覚醒剤の危険性についてはちょっとググれば分かるだろう。単純な話だ。ADHDの診断を受けることは全くOKな話で、ADHDってのは実在するってことを、僕らは訴え続ける必要があるんだ。

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ADHDを押し付けたいわけじゃない。それってある意味面白いとは思うけど。。。ADHDとの戦いは人生をとてもハードにする。本当にハードだ。僕にだって、いくつか才能があるような気はしている。でもそれは多分ADHDのおかげじゃない。同じく、ADHDがなければ僕は35歳にして血圧の薬を飲むこともなかったろうし、自殺を試みることもなかったろうし、何度も何度も自分の人生を台無しにしかけることもなかっただろう。いや、全くありそうにないね。穏やかな心持は、僕の何もかもを変えただろうし、数百万人のADHD者だってそうだろう。例えばカナダで刑務所に入っている人の21-45%のように。