A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

勝手にADHD

自分はADHDだと確信するまで、ADHDとは教室の中を動き回る子供たちのことだと思っていた。

子供の頃、確かに落ち着きがなかった。でも、授業中に歩き回るほどでもなかった。(すさまじい貧乏ゆすりをしていた記憶はある)

だから今の今までまさか自分がADHD持ちだとは思わなかったのだ。

そうか。自分はADHD持ちだったのかと思って周りを見回してみると、おや?そういえばあの人もADHDっぽくないか?などという人が散見されて面白い。

もちろん、素人が勝手に判定したらイカンわけだが、心の中でボソッと「あなたADHDっぽいね」と思っている分には構わないだろう。アスペ者、ADD/ADHD者と付き合う必要がある時に、分かって付き合うのと知らずに付き合うのとではかかる体力が異なる。仮説を立てることは大事なことなのだ(こいつって冷たい奴じゃないだろうか⇒いや、案外温かいところもあるんだ云々)。

  • 会議中に動いている(貧乏ゆすり。ひっきりなしにペンや紙を触る等)。
  • 席にじっとしていない。すぐ立ち上がってうろうろしたり、周りに(どーでもいい話を)話しかけたりする。
  • 人の話を先取りする。
  • 早口。前のめりに話す。
  • ズバッと核心的なことを話す。また、話さなくてもいい余計なことをしゃべってしまう。
  • イライラしていることが多い。
  • 頭の回転が速い(ように見える)。

これらの兆候を見ると、ピッとADHDだなと感じる。同類相哀れむ?という。何の根拠もないが、結構正しいのではないか。

わたしが思い浮かべた人は皆、それなりに長期間組織に属して仕事をしているから、ADHDとしても軽い方ではないか。重症のADHD者が組織に属して仕事をすることは、わたしには想像できない(事務処理が苦手。空気を読まない。感情が爆発する等々)。

いや、あるいは超大手企業であれば(そしてADHD者がラッキーであれば)問題ないのかもしれない。ADHD者が苦手とする単調で煩雑な事務処理は契約社員に丸投げできるのかもしれない。ADHD者が空気を読まず発言する態度が「組織の硬直性を打ち破る発言」として評価されるとのかもしれないし、彼/彼女の感情の爆発が、人間の出来た上司によって「情熱があってよろしい」と評価されるのかもしれない。

上記は単なる夢物語だろうか。ある程度自分をコントロールできるなら、ADHD者にだって組織に属して平穏に暮らせる可能性もあると思うのだ。(わたしは既にドロップアウト済みである)

「勝手にADHD疑惑な人々」の話。

皆、先ほどわたしが上げた兆候に当てはまるか、直観的に多少なりともADHD傾向をお持ちではないかと感じるのだが、やはり様々である。

一人は中企業の役員(創業者)である。ズバっと物を言った時の迫力が凄い(余計なひと言も多い)。もうそれなりのお年だからさすがに多動は観察できない。でもADHDの匂いがする。「細かい話はどうでもいいんだよ。結論はどうなってる?」。起業家として成功したADHD持ちは幸いである。(別の苦労も多いはずだが)

一人は出世コースに乗っている。部下や同僚から人気もありそうだ。椅子に座ったと思ったらすぐに立ち上がってフロアを歩き回り、社員を捕まえてと話をしている。多弁。頭の回転が速く有能そう。人当たりがよい(ここが大事だよね)。ちなみに、割とオープンな社風の会社である。

仕事ができる人もいる。会議をテキパキとまとめる。口が立つ。部門間の調整が得意。重宝されている。なぜか、いまいち出世コースには乗っていない印象である。日本的な大企業に所属しておられる。

リストラにおびえる人もいる。仕事に集中しているようには見えない。細かい事務処理を切れ切れにやっている。すぐに飽きて周りの人に話しかける(くだらない話が多い)。傍流の仕事ばかりやって来た。仕事が好きではないのだろう。

彼ら(創業者の方以外)を見ていると、ADHD傾向があってもさほど重症でなければ(そして仕事ができれば)、ちゃんと組織に続して仕事を続けることができるのだなあと思う。

居場所がないまま漂流した末に一人会社に行きついたわたしとしては、羨ましいような、羨ましくないような、複雑な思いがするのだ。