A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

2013/11/20早朝

砂漠にトイレがある。いささか古びて、綺麗とは言えない。

左手にだけ壁がある。壁のない方には痩せた灌木が点々と生えている。高さは4,50センチ。その向こうはずっと砂漠が広がっている。孤独な感じではない。壁の向こうには人の生活があるのだ。

砂はサラサラと乾いている。無機的な美しさだ。

トイレに座っていると、下の子がやってきて膝に座った。追い払われることなど、つゆほども思っていないのだろう。仕方ないなと思いながら、絵本の読み聞かせをする。

次に親戚のおばさんが来た。小づくりで少し太っている。わたしに無言で小遣いを渡そうとする。無口だが、親切なオバサンなのだ。少し中東の血が入っている。いくら渡そうか少し考えて、結局財布をそのまま置いていった。財布からお金を抜くわけにもいくまい。そのまま返すしかない。

やはり中東の血が入ったおじさんがやってきて、木を植えていく。ダンディーなおじさんだ。見た目はちょっと鋭いが、やはり親切な人なのだ。木の高さは2m程度。砂を掘って木を植えている間、一言も口をきかない。誠実なのである。この人が植える木ならば、美しい花を咲かせ、良い香りを漂わせる木だろうと思う。

いとこの女の子がやってくる。わたしにブーケを渡す。ありがとうと言うと「ちょっとこのトイレ、ぐらつくんです」と教えてくれた。「わかりました」と言って便座の付け根を調べると、つなぎ目が緩んでいる。さらによく見ると、ねじが4本外れていた。

ねじと、繋いでいるプラスチックの留め具を外して構造を観察する。直し方が分かったと思う。

さて、直そうと思ったら、ねじが無い。うっかり落としたようだ。足下は砂だ。厄介だな、と思いながら小さなねじを探す。

3本はすぐに見つかったが、残りの1本がなかなか見つからない。

こまったな。3本でも、強度はそれなりにあるのだろうが。と思いながら、ねじを探している。