A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

早く帰るための仕事術?(1)

早く帰るためにどうしたらいいか。

仕事を早く片付ければいい。

そんな会社もあるかもしれない。

しかし、仕事を早く片付けても帰りにくい会社は多いだろう。

当方の属するIT業界は顕著じゃないかと思う。

仕事を早く終えると、もっと仕事が回ってくる。

いろいろ調整して、上司と先輩後輩に気を使って、19:00前に帰るのが二週に一度。定時で帰るのは、月に一度である。

そんな業界で、15年以上、平均残業時間が1、2時間で過ごしてきた。(多分)

早く帰るには、どうしたらいいか。勤務時間を削減するには、どうしたらいいか。

簡単である。自分に割り当てられた仕事を済ませ、早く帰るのだ。

それだけである。

それだけのことが、なぜできないか。

早く帰ると、評価が下がるからだ。

早く帰るためには、出世を諦める必要があるのだ。

早く帰るためには、何かあった時にリストラの対象になることを、覚悟しなければならないのだ。

独立する前も、わたしは早く帰っていた。ほぼ、定時上がりである。

拘束される時間は短かったが、仕事量は人よりも多かったと思う。お客さんやプロジェクトメンバーからは、(異端なキャラであったにせよ)そこそこ評価は高かった。今でも、昔関わったお客さんとお会いすると「やあやあ」「どうもどうも」と世間話になる。営業だと当たり前かもしれないが、技術職で、しかも非一次請けで、お客さんとこういうリレーションを築くのは珍しいと思う。(自画自賛で居心地が悪い)

でも、というか、やはり、というか、会社の評価はイマイチだった。出世も同期より半歩遅れていた。上の方から「アイツは出来る」という言葉を貰ったこともある。しかし、出世はしなかった。

そんなわたしに目を付けて、一本釣りしてくれた上司がいた。

晴れてわたしは、名ばかり管理職になった。

その代償は、営業の奴隷になることだった。分かっていたら引き受けなかった。外堀を埋められたのである。

細かい話は省くが、結局わたしは会社を辞め、一人会社を始めた。

相変わらず、早く帰っている。

難しいこともある。「こりゃ、どうしようもねーな」と、深夜休出することもあった。それについてはまた書こうと思う。

何が言いたいか。

「仕事を済ませてさっさと帰る」ことは、いばらの道なのである。

あなたは、出世を諦めることができるか?

先輩、後輩、上司から異端視される覚悟があるか?

何より、定時過ぎに、周りから視線を受けながら、一人でさっさと帰ることができるか?

にもかかわらず、自分を正当化できるか?

Yes.

そこまで自分を持って行く必要があるのだ。

「早く帰る」ためには、それを正当化するだけの成果は必要だ。

しかし誰しもが「お前、定時に帰っていいぞ」と言ってくるような圧倒的な成果など存在しない。

せいぜい人の1.5倍程度の成果を元に、早く帰る必要がある。

その時必要なのは、ただの覚悟なのである。

一人でさっさと帰っても、仕事が出来れば、一次請けやお客さんや他社のメンバーからは評価される。ただし出世は難しくなる。会社では浮く存在になる。それだけの覚悟だ。

さて。あなたはどんな覚悟を持って生きているだろうか?