A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

読書「ウェブを炎上させるイタい人たち」

「ウェブはバカと暇人のもの」の著者が書いた本である。

f:id:scotchandsoda:20131025124407j:plain ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

扇情的なタイトルに、いい感情は持っていなかった。こちとら嫁姑問題まとめサイトやら子育てまとめサイトやらでだらだら数時間潰して後悔する「バカ」である。「暇人」である。言われなくても分かっている。そう思ってこの人の本を手に取ることはなかった。

先日、丸善でこの本が目に留まった。ナニゲにペラペラとめくってみたら不思議とピンと来た。読むべきだと思えた。図書館で調べて「ウェブを炎上させるイタい人たち」という本の在庫を見つけ、借りて読んでみた。

f:id:scotchandsoda:20131025124403j:plain ウェブを炎上させるイタい人たち-面妖なネット原理主義者の「いなし方」 (宝島社新書 307)

読後。

「ウェブはバカと暇人のもの」。「リアルの方が10倍も、100倍も大事」。

納得である。その通り。

わたしも10年以上ネットと関わって生きていた。心のどこかで「ネットで人生変わるかも」と思って、ブログを書いたり情報収集したりしてきた。今、分かった。「人生変わるかも」と期待してネットをするのは、宝くじをだらだら購入するのと同じことだと。ほとんどムダな行為なのだと。

確かに「誰でも手軽に全世界に情報を発信できる」のはネットのパワーである。しかし、Webの辺境でマイナーな情報を発信しているだけでは、何も変わらないのだ。ネットを上手く利用するのは、最初から強者だったり、リア充だったりするのだ。

何となく分かっていたことだが、改めて目の前に突き付けられて、ほっとした気分になった。

ブログにちまちま書いているだけでは、何も変わらない。変わろうと思えば、リアルで活動するしかない。

考えてみれば、起業に際してWebの情報はほとんど役に立たなかった。(総務の森にはお世話になった)

ブログはブログで文章の練習にもなるし、箱庭的な楽しさもあるから、続けようとは思っているのだが、ブログからは何も期待できないと分かった気がした。客観的な成果が出ないのである。

自分の中にも、矛盾があると思っていた。

ブログでマネタイズしたい。アクセス数を集めたい。と思いながら、あくまで匿名でいたい。知人に知られたくない、と考えている。

匿名でなければ、政治的な主張や、批判的な主張がやりにくい。リアルの方で摩擦が起きてはつまらないからだ。

かといって扇情的で下らない記事は書きたくない。結局、個人的な日記を地味に続けることになる。文章の訓練になるのがせいぜいである。人生が変わるわけがない。

ネットで情報を集めていると、成功が手近に思える。ちょっとよく調べれば、いくらでも情報が手に入るように思う。

幻想である。

ネットと関わるのは、基本的には時間の無駄なのだ。

相変わらずまとめサイトは覗くだろうし、ブログも書き続けようとは思うのだが、今ではネットに期待してもしょうがないんだよな。と醒めた点が残る。なかなかの良書だと思うのだ。