A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

「ほこたて」

過剰演出が問題となっている「ほこたて」は、子供たちと見ていた。

ラジコンとスナイパーとの対決という、ワクワクせざるを得ない企画である。童心に還り、子供たちと歓声を上げながら楽しんだ。

翌日、当該企画の過剰演出が話題になっていた。(わたしの理解では「やらせ」ではなく「過剰演出」である)

  1. 番組では最後に放送されたモーターボートとの対決が、最初の対戦だった。だから、実はあの時点でラジコンチームの勝利が確定していた。後は余興だった。
  2. ラジコンカーが撃たれたのは、リハーサルでのことだった。それを、本番で撃たれたように編集した。
  3. ラジコンカーを狙撃したのは実際には女性スナイパーであり、オジサンスナイパーではない。

嫌な気分がした。

騙された、と思った。

世の中、キレイゴトばかりではない。

ウソも方便ということはある。

現実にはウソは間違いなく悪い結果につながるから、さすがに明らかなウソはつかないものの、「お客さんのためになる」と確信したら、わざとグレーな説明をして煙に巻くことはある。

「ウソではない」。その一線を守って、上手くお客さんや上司に説明して納得させる技術は、オトナ社会ではきわめて有用である。恐らくは必須のワザですらある。

「面白ければいいだろう」「ラジコンチームが勝った。ウソは放送していない」。それは分かる。でも「ほこたて」の演出には、どうもイヤな後味が残る。

現場のトラブルをまとめ、映像を苦労して編集し、一つの作品に仕立てた。そういうものだと思ってみれば、見事な編集の腕である。

しかし、どうやらこの演出はやり過ぎだ。現実に起こったであろうこととは、全く別のストーリーを作り上げている。(詳細については述べない)

  • 番組では最後に放送されたモーターボートとの対決が、最初であった。本来であれば、あの時点でラジコンチームの価値が決まっていた。

勝敗を決した勝負を、最後に放送する。恐らくは順番を変えた程度では、内部告発も起きなかっただろうし、例え知ったとしても腹は立たなかったと思う。「そのくらいのことはするだろうな」と思うだけだ。

「納得する」演出と「騙された」と感じる演出の境界は、客観的なものではない。しかし、確実に存在すると思う。

バラエティー番組に目くじら立てることもないよな。と思う自分もいるのだが、マスコミがこういうねつ造に近い過剰演出を平気でやることは、念頭に置いておいた方がよいな、と心したのである。