A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

おかしのまちおかで

子供たちが小さいかった頃、皮膚が少し弱かった。いわゆるアレルギーである。妻がアレルギー専門の先生と相談したりいろいろ調べたりした結果、わが家では「食べ物に気を使った方がよいらしい」という結論に至った。飽和脂肪酸ショートニング、マーガリンは回避。大豆油、精製された炭水化物もなるべく避ける。精製していない菜種油やオリーブオイル、きび砂糖、雑穀米、国産の魚、赤身肉、野菜を頑張って食べる。おやつも慎重に選んだ。家にあったのは地味なお菓子ばかりだった。

ありがたいことに、二人とも幼稚園に入る頃には症状が落ち着いて来た。食生活が功を奏したか、薬が効いたのかは分からない。今でも夏に汗で肌があれたり、痒みが出ることもあるが、少なくとも見た目にはあまり出ないし、大人のわれわれだって夏は痒いのだ。

相変わらず「体に良い食べもの」を優先する生活が続いた。

上の子が一年生の時だったろうか。学校で遠足があった。いつもの価値観を全く疑うこともなく、子供に地味なおやつばかりを持たせた。お菓子を買いに行った時、これはショートニングが入っているからダメ。これはマーガリンだからアウト。これは国産の小麦粉+黒糖だからいいだろう。などと親がフィルタリングしたのである。

仕事から帰宅して「遠足は楽しかったか?」と聞いたら、悲しそうに「おやつ交換の時、みんなから嫌がられた。交換してくれない子もいた」と答えた。

これはしまった、と思った。子供に謝った。子供には子供の世界があるのだ。

翌年の遠足のおやつは、子供に自由に選ばせた。

帰宅して聞いてみたら「遠足、楽しかった」と嬉しそうに話してくれた。

それ以来、普通のお菓子をしばしば買うようになった。

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小学校最初の遠足で、上の子に悲しい思いをさせてしまった。親の勝手な罪滅ぼしの意識もあったように思う。

妻は「体には良くないんだけどね」などと言いながらも、元来その手のお菓子が大好きなものだから、台所の陰でこっそりと食べている。子供たちも当然喜んで食べている。

たまに市販のお菓子を食べたからといって、体調を崩すわけでもない。市販のお菓子は、体にいいとは思わないが、やはり美味い。気晴らしになる。脂と炭水化物は実に強力である。

月に1,2度、おかしのまちおかで1,000円前後お菓子を仕入れる日々が続いた。

最近、おかしのまちおかに行っていない。

脳よりも腸を意識して食べ物を選ぶようになったからである。

全く買わなくなったわけではない。妻は時折「普通のお菓子」を買って子供に与えている。

わたしの方ではバナナやキウイなど食べやすい果物を買うようになった。小腹がすいたらキウイを齧る。何の問題もない。子供たちからのクレームも一切ない。

果物は高いから、そこが難といえば難だが、自然なおやつはやはり体にいい気がするのである。