A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

友人の起業(フォロー中)

先日、久しぶりに起業した友人から連絡が入った。彼が会社を辞めて半年近い。以前から「どうもダメじゃないか」と冷ややかな印象を受けていたから、早くも潰れたか?と正直思ったが、メールからはまだ起業中という印象を受けた。

飯でも。ということだったので、神田で食事をしながら話を聞いてみた。

「この間、助成金をもらったよ」

「返済の必要は?」

「ないよ」

「そりゃすごい。よかったね」

素直に感心である。わたしが起業した時は助成金なんか思いもよらなかった。昔から行動力があったしオーラもあるから、助成金を得られたのだろう。やはり具体的なターゲットがあると強い男だ。

「起業自体はまだ準備段階だね。一応事務所は借りたよ」

「止めろと言ったのに」

「結構来客もあるし、事務所があって良かったよ」

「来客って?」

「ITコンサルとかかな。組んで何かできないか、みたいな。『起業しました』って手を上げるといろいろ集まってくるもんだよ。経済同友会って知ってる?」

「うん。確か昔、IBMの会長がトップを務めてたっけ?」

「へー。それは知らなかったな。なんか地元の有力者の集まりみたいなところでさ。面白いぜ。強烈なオッサンばかりだよ」

「会社は作ったの?」

「うん」

「資本金は?」

「XXX万」

「資本金は少なくしろと言ったじゃん」

「何でよ」

「一旦資本金にしちゃうと会社の金だぜ?自分のために使ったら所得税かかるんだぜ?ポケットマネーにしといて社長借入金で処理すればよかったのにさ」

「へえ」

チェーンの定食屋で小規模社長が二人で歓談である。わたしは豚肉の味噌焼き定食をつまみに瓶ビールと日本酒。彼は鳥ステーキ定食の大盛りをひたすら食べていた。酒は好まないのだ。学生時代から太目だった。今はすっかりメタボ体型である。

場所を変えてチェーンの喫茶店に入る二人の社長()。わたしはビール。彼はコーヒーを飲む。

「売り上げはあるの?」

「今K(友人の友人)がウチの社員ってことになっててさ。昔の会社からちょっとした仕事貰ってるよ」

「ああ。手軽に粗利が稼げるよな(継続的にキャッシュが入るってことは強いぞ。案外イケるかもな)」

「でさ、実はお願いがあるんだ」

「おう。何だよ」

「MicroSoftの代理店になったんだよ。Office365のライセンスを1つ、買って欲しいんだ。月に1,200円。年間14,000円くらいか。親兄弟にでも売ることも考えたけど、やっぱり法人と契約したいんだよ」

「ほうほう」

「金額の一部を負担してもいい。契約や販売フローを確認したいんだ。頼むよ」

「うーん。協力したいのはやまやまなんだけどさ、この間Office2010買ったところなんだよなー」

「そうか・・・」

「それに、今入ってるお客さんは、イントラ+支給PCで作業だから、クラウドで仕事出来ないんだよ。申し訳ないけど、こっちには全然メリットがないなあ」

「うーん。だったら仕方ないか・・・」

「あ。そうだ。こんなバーター取引はどうよ?ムニャムニャ(全く問題ない内容なんだけど、何となく伏せておきます)」

「や!それはありがたい。でも君にメリットがないみたいだけど・・・」

「いや、そんなことはないよ。ひょっとしてひょっとすると、こっちにも出来ることはあるかもしれないし」

「そうだね。まあ、やれるだけやってみようと思ってるよ。ダメだったらどこかで見切りつけて、再就職さ」

「あのビジネスモデルは全然悪くないと思うし、やってみたらいいさ。協力もするよ」

当初は「ダメじゃねーかな」と思っていた友人の起業だったが、少しずつ形になっていることが確認できて心強く思った一日だったのだ。

(続く。多分)