A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

ファッションについて

35を過ぎたあたりから服装には気を付けるようにしている。

若い頃は全く気にしていなかった。そんな余裕はなかった。「これからどうするんだ」という焦りや「なめんなよ」といった殺気で一杯だった気がする。

細々ながら起業して、年を取ってみて、体型も微妙に崩れてきたときに、ふと気が付いたのである。

殺気と焦りで何とか乗り切れたのは、若かったからだと。

オジサン・オトーサン世代が、相も変わらず中高生時代から着ていたボロを来て、殺気と焦りをまとっていると、どうも見た目がヤバイと。

無趣味だったので小遣いもあまり気味だった。その当時、妻公認のヘソクリが数十万あったと思う。ファッション関連のアイテムを買い始めたら、そのヘソクリが一年経たずに消えた。月の小遣いも合わせると、40万くらいは使ってしまったかもしれない。正直、思い出したくない数字だ。

バカだなあ。40万あればどれだけデジタルガジェットに投資できるんだよ。と思われた方もいれば、ファッションに40万。その程度だったら傷は浅いな。と思われる方もいることだろう。

ブランド服には、とんでもない値段がついている。本当の意味でのぜいたく品だと思う(こっそり「ぼったくり」と思っている)。ユニクロと何が違うんだ?という白シャツが3万。パンツが4万。靴が6万。コートが20万。最初は高っけえなあ。買えるかよ。などと思って見ているのだが、それ系の情報に染まってくると、見事に金銭感覚が狂ってくる。「アイツに着られて、オレが着られないハズがない」などというバカバカしい競争心も出てくる。ブログで報告なんかすると、加速も付く。それでもさすがに3万のシャツが買えるわけもなく、1万のシャツ、2万のジャケット、3万の靴などを買っているうちに、ヘソクリがキレイサッパリである。月々の小遣い繰りも、どうも厳しい。

困った。と思い、妻に小遣いの値上げを頼んでみて、妻の困った顔を見たら目が覚めた。「アホかオレは。」である。何をやってるんだ。そこまでして、金が欲しいのか。たかが服じゃないか。

それ以来、高価なアイテムは一切買わなくなった。全く魅力を感じなくなったのだ。買うとしても、あくまで必要なものを、予算内で補充するだけだ(シャツやパンツは5,000円以下。靴は頑張っても2万以下)。清々したと思ったことを覚えている。

靴や定番アイテムは今でも愛用しているから、40万円がすべてが無駄になったとは思わないが、移動販売に100万ぶっこんだよりもよほど自己嫌悪に襲われる浪費である。

ファッションに金を掛けるという価値観を拒否するわけではない。今後も、すごく気に入った服があって、それが必要であり、小遣いに余裕があれば、多少高くても買うと思う。ファッションに掛ける金を減らしてみたら、楽になった。それだけのことである。

今は、ファッションに使う金を削減し始めたころに購入した無印、ユニクロ、TAKAQなどの安い服を、テキトーに合わせている。やはり白シャツが便利だ。後はボーダー系。注意すべきはサイズ感である。シャツのフィット感やパンツの太さ。ここで妥協し過ぎると、だらしない印象になってしまう。

服の種類は定番をいくつか持っていれば十分。流行は一切意識しない。デニムやチノにざっとアイロンを掛けた白シャツを着て、紺ブレを羽織ればアンパイ休日オトウサンスタイルの出来上がりだ。靴はコンバースでよい。これだけではオシャレとは言えないと思えば、数千円のストールを巻いて、同じく数千円のハットでも頭に乗せればよい。「かなりマシな」オトウサンの一丁上がりである。

最近少し増えてきた気はするものの、服装に気を使っているオトウサンはまだまだ少数派である。すなわち、競争率がかなり低い。

後は出来るだけ体型と表情と姿勢に気を付けること。外出するのも楽しくなるし、子供もオトウサンと出かけるのを嫌がらない。

費用対効果は結構高いぜ。などと思うのだ。