A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

仕事の出来ない人

相変わらず忙しい毎日である。とはいえ残業時間は週に10時間もない。IT業界はブラックだとか、35才以上はムリなどと言われる。一概にはいえないのだ。今の職場も、上流工程ということもあって、わたしより年上の人の人が8割を占めている。

忙しい日もあれば9-5時で椅子を温めるだけの日もある。人間万事塞翁が馬である。ちょっと違うか。

さて、以前「仕事の出来る人 2 3」という文章を投稿した。今回は仕事の出来ない人についての考察である。

仕事の出来る人には、五教科秀才が多い。五教科テストで測れるような論理的思考力、抽象的思考力、記憶力が高いと、仕事の上では有利だからだ。それに、何より五教科秀才には「よい仕事をする」チャンスを与えられるのだ。

ところが、仕事の出来ない人となると、全く学歴と関係がなくなる。どんなに学歴が高かろうが、仕事ができない人はできない。

五教科の試験では計測できない能力がいろいろあるから、当たり前のことである。度胸、センス、性格、人間的魅力。計測不可能な、仕事で役立つ能力などいくらでも思いつく。例え東大を出ていても、度胸やセンスや人間的魅力がなければ、どうしようもない。

本日は「一歩突き詰めて考える力が不足している」ために「仕事が出来ない」事例について書いてみたい。

例えば「A」という課題がある。この課題を解決する仕事が与えられたとする。

仕事の出来る人は、粛々と以下のステップを踏んで仕事を片付ける。

  1. 「A」という課題の何が問題なのかを、意思決定者(上司としよう)の視点で正しく把握する。
  2. 「A」を解決する手段を検討し、少なくとも二つ候補を上げる。(候補Xと候補Y)
  3. 候補Xについて、それを適用した時に課題がどう解決されるか。副作用はないか考える。
  4. 候補Yについて(同上)
  5. 候補XとYについて、メリットデメリットを比較検討する。(他に良い案が出ればステップ3に戻る)
  6. 候補を決定し、上司に正しく伝え、意思決定を仰ぐ。

仕事が出来ない人は、しょっちゅう足踏みし、進めることが出来ない。以下のような具合だ。

  • 意思決定者が何が問題だと考えているのか、ちゃんと把握しない。表面的な理解で進めてしまう。
  • 課題をちゃんと理解しないまま、思いつきの対応策に飛びつく。
    • 上司に「どうでしょう」と報告して、ボロボロに突っ込まれて思考停止になる。「だったらどうすればいいですか?」と聞いてしまう。
  • 上司から示唆された解決策に副作用が見えた途端に思考が止まる。
    • 状況を整理しないまま上司にアドバイスを求め、呆れられる。
  • 上司から「整理しろ」と言われてようやく整理する。
  • 最後まで上司の指示を受け、指示通りに動く。

仕事の出来る人が3日で済ませるところを、出来ない人に頼んだ途端10日はかかる。一日抱え込んだり、忙しい上司の時間を押さえるための待ち時間が長いのである。

要するに思考停止だ。

後少しのところを、自分の頭で考えようとしない。

違和感を感じても、突き詰めない。

確かに他人が既に検討を進めているものを自分で考え直すのは面倒臭いものである。非効率だと思うこともある。「上司はもう結論を出している」と感じられた時は「それを教えてくれればいいじゃないか」と思える。

だが、それは違う。急がば廻れ。面倒臭くても自分の頭で考えてみることが、仕事を早く終わらせるコツなのである。