A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

移動販売の反省 その2 ~ さらばスバルサンバー

今日は、移動販売車一式を引き渡す日だった。

朝から売却に必要だと言われた書類を揃え、ホットショーケースやら発電機やらを忙しくサンバーに詰め込んだ。そうそう。こんな感じ。ホットサンドを売りに行った朝の慌ただしさ。重い備品やら食材を、朝から一生懸命車に詰め込むのだ。でもまあ、恐らくは二度とホットサンドを売りに行くことはないだろうな。

朝の10時。ディーラーの方がスバルサンバー・ワーゲンマスクを引き取りに見えた。

書類をチェックし、サインをする。

流出した資本金がキャッシュで100万。その下取り価格は1/10程度だ。車両・器具備品関係が大体85万超(※)。数回しか使っていないから、どれも新品同様である。これから移動販売を始めてみようという人には50万でもお買い得じゃないかと思う。

10万で買い取ったとして50万で売ったとすれば限界利益は40万だが、もちろん、そのまま右から左へ転売できるわけではなかろう。車の整備代や、清掃の手間等を考えると、50万で売れて粗利はようやく50%程度か。いい人に使ってもらいたいと思う。

※ 車両本体35万/工事費30万/発電機8万/ショーケース6万5千/かき氷機4万5千/3口ガスレンジ代2万5千

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上の写真は、初めて出店にチャレンジした日だったろうか。

確か、ホットサンドを売るための肝心の何かを忘れたのだ。ホットサンドメーカーとか、食パンとか、そういう致命的なブツを。

「初出店!」と思って家族を呼んだが(電車で来た)「致命的な忘れ物をして、商売にならないんだ」と、苦笑しながら家族に報告したのは懐かしい思い出だ。

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結局、皆でコンビニで買ったアイスを食べて、下の子が疲れたと言ったから、厨房設備設置後に定員二名となってしまったスバルサンバーの助手席に下の子を乗せて、苦笑しながら、淡々と帰ったのだ。(バックドア全開(多分、閉じるのが甘かった)で走っていて、後ろからクラクション鳴らされたのもこの日だ)

ということで、反省その2。

料理が趣味だ。などと言っても、やはり、プロとはレベルが違う。

ホットサンド売りでは信じられないようなミスを何度もかましてしまった。

インフラ・エンジニアとして20年ほど仕事してきた。本業エリアでは、任された作業では致命的な、バカげたミスは絶対にしない。ヤバイなと思ったら、リスクヘッジもしっかりしている。

そんな自分が、いざホットサンドを売ってみると、脳内シミュレーションや情報収集はしっかりしたにもかかわらず、幾度も壁にぶつかったり、ダラダラと冷や汗をかいたり、かなりパニック状態になったり※、「ああ。オレはド素人だ」と幾度も苦笑したものだ。

※ 焦ってキーを閉じ込めたこととか。運転席の窓が2割ほど開いていたので、そこから何とか腕をすべり込ませてキーを取った。ヒジがゴリッとして痛かった。

「趣味が高じて」とか「趣味の延長で」ビジネスを始めるのは断然アリだ。でも、同時に、「所詮オレは素人。プロとはレベルが違うのだ」と自らの肝に銘じておくのは、大事なことだと思う。

変な話だが、ホットサンドやかき氷を売っていて、バカげたミスを頻発する自分を誇りに思えた。移動販売ではド素人だが、本業ではなかなか上手くやってるじゃないか。オレも、本業ではそれなりにイケてるんじゃね?と。そう思えたのだ。

とにかく、商売は難しい。ことに、よく言われることだが、新規参入は難しい。ただ「好き」というだけでは足りない。自分の強みを生かした、本業とシナジー効果のある副業ではないと、継続してビジネスすることはおぼつかないのだ、と心したのである。