A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

読んできた本(1)

生きるってのはしんどいっすな。

とか、大学生の頃から(いや、高校生かな?)何となく思ってたわけですが、そのままずるずるしんどくなって、どうもこりゃ参った。つらいよな。となって止まらなくなったのが就職してから。

苦しい。しんどい。とか思いながら働いてきて、そんな時に熱心に読んだ本。

就職して5年~10年くらいの間に、満員電車でよく読んだのは西洋哲学方面。

例えばカントの「純粋理性批判」。(岩波版は正直オススメしない)

f:id:scotchandsoda:20130716201218j:plain純粋理性批判〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

ニーチェは「この人を見よ」だけでいいや。暇なら「悲劇の誕生」「ツァラトゥストラ」もどうぞ。

f:id:scotchandsoda:20130716202503j:plain この人を見よ (岩波文庫)

フッサールは「デカルト的省察」で十分。「イデーン」とか「論理学研究」とかは物好きレベル。

f:id:scotchandsoda:20130716201641j:plainデカルト的省察 (岩波文庫)

ハイデガーは「存在と時間」で十分。(やはり岩波はおすすめしない)

f:id:scotchandsoda:20130716201922j:plain存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

こういう本を読んで、少しは「楽になるなあ」という感覚がありました。

世界とは何か。かなり上のレイヤ(抽象度高い)ではありますが、先人が一生懸命考えている。

「いわゆる名著を読みながら、世界観についての高級な思索を辿っているわたくし」というイメージに酔っている、そんな側面もあったかもしれません。

しかし、西洋哲学はやっぱりまどろっこしいんですな。

時代背景が違う。

カントだったら、自然科学とキリスト教、倫理と論理の融合が時代的に課題になっている。

ニーチェだったら、キリスト教の批判。

フッサールなら、行き過ぎた科学的方法論に対する警鐘。

ハイデガーは、第一次世界大戦、ナチス台頭あたりの不安。

読み込んでいくと、ちょっとそれは今を生きるオレには関係ないよな。そんな風に思えてくる。

(とはいえ、ここでご紹介した本はわたしが幾度も読み返して常に啓発された本。こっち方面に興味がある方にはおすすめします)

ネクストステージ。

わたしの場合は仏教系の書籍に食いつきました。

まずは大乗仏教。

f:id:scotchandsoda:20130716205819j:plain知識ゼロからの南無阿弥陀仏入門

でも浄土宗、浄土真宗とかだと違和感アリアリで。

極楽浄土。阿弥陀如来。何だか一神教臭く&思考停止っぽくなってくる。

というわけで小乗仏教

f:id:scotchandsoda:20130716205534j:plain怒らないこと ― 役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

筋は通っている。面白い。でも何か違うよなあ。シャバ全否定ってところが気に入らないんだよね。金稼がないと家族食わせられないしさ。

大体このスマナサーラさん、大手町丸善の講演会(無料)に行ってみたんだけど、エラそうというか若干ファナティックな感じで違和感あったんだよな。いきなり大声出すし。

そんな時は、原典に当たるのが一番。

f:id:scotchandsoda:20130716203923j:plainブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

f:id:scotchandsoda:20130716204020j:plainブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

ま、名著ですね。これが2,000年以上前に書かれたとは。

悪くはないし、読み返して感心はするんだけど、ドシンとは来ない。

(といいつつ、この二冊はマジでお勧めです。一家に一冊。とっても当たり前のステキなことが書いてある。人生に幾度か読み返すであろう本)

次は大乗仏教の原典方面。

f:id:scotchandsoda:20130716211345j:plain般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)

空即是色色即是空。全ては無である。うん。分かる。

しかし、いまいち・・・なんつーか。

そりゃ、そうかもしれないけどさ。うーん。だから、どうしろと?

(般若心経本は岩波以外にもいろいろありますが、中村元氏の全く商売っ気のない書き方が好ましいのは岩波でございます)

というわけで、さらにネクストステージは、禅。

f:id:scotchandsoda:20130716205142j:plain無門関 (岩波文庫)

f:id:scotchandsoda:20130716205254j:plain臨済録 (岩波文庫)

うん。面白い。般若心経が実践的になって、変になってきた感じ。

(この二冊も鉄板です。臨済録は10回以上読みました。老後にぜひ)

そしてネルケ無方。

f:id:scotchandsoda:20130716210334j:plainドイツ人住職が伝える 禅の教え 生きるヒント33 (朝日新書)

これも面白い。

それなりに、読んでて救われた感はあるんですけどねー。

いまいち腑に落ちる感じがしない。時代が違う。環境が違う。

一番しっくり来たのは禅ですが、それにしても仕事しながらの「禅」はムリだな、と確信。他にやりたいことが多すぎる。恐らくはフルマラソンと同じで、生活自体を再構築しないと禅的な生活は送れない。悟ることもできない。

近所の禅寺だって日曜座禅会とか平日早朝の座禅会とかやってないしさ。

禅寺だったら座禅会くらいやりやがれと(怒)。それでも宗教家かよ。日常生活と金勘定にかまけてるんじゃねーよ(怒)などと思いつつ。

何だか長くなってきたのでこれにて一旦おしまい。続く(多分)