A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

(自殺したら)いかんのか?

ホリエモンが「ブラック企業なんか辞めればいい。起業すればいい」などとTwitterつぶやいたらしいですね。

しかしまあ、この人。頭はいいのでしょうが、品格とか人間的な深みとかを全く感じさせないところがスゴイと思います。

などとWebの片隅で言ってみたところで詮無いことですけど。なにせわたしよりも人生楽しんでらっしゃるようだし、年収もわたしの何倍もありそうだし、到底わたしが敵う(?)相手ではないわけで。

さてさて。ホリエモンの話にはまた戻るとして本題。

「なぜ自殺したらダメなのか?」という問に、思わず考えこんでしまう人は多いんじゃないかと思います。

当たり前じゃん。とか思っても、なかなか理屈では答えにくい。

この問いを「自分の腹を切ってみたら分かるぜ」と揶揄したのは養老孟司だったでしょうか。(ちょっと記憶が曖昧)

滔々と自説を述べる人もいれば、延々一冊本を書く人もいらっしゃったかと。

以前わたしなりに辿り着いた結論が「人との関係を一方的にぶっちぎるのがよろしくない。故に自殺はアカン」ということ。

確か大学生の時、哲学だか倫理だかの授業で聞いたロジックです。当時はピンと来なかったですけど。「関係を切ることがよくないから、自殺はダメだ」。じゃあ苦手な知人(そりが合わない彼氏、彼女)と一方的に別れたらイカンのか?

ということで、わたしなりのアレンジがこちら。

「残されたものの苦しみを考えたらば、自殺なんかできるもんじゃない」。

子供に先立たれたご両親。

お父さんが自殺した子供。

「周りの人の気持ちを考えたら、普通踏みとどまるでしょ」と。

わたし的には、まあこれ以上の回答は要らんかなと思ってます。(100%身寄りのない、孤独な人はそれはそれで問題ですが)

というわけで自殺イクナイ。

しかしながら、自殺する人は後を絶たないわけで。

人間というのは、弱い生き物なんだな、と思います。

「生きてて良かった」とまではいかなくても「まだ死にたくはないな。死ぬのは惜しい」と思えるのって、普通だと思うんですよね。

しかし、ちょっと心が疲れると「死ぬのが惜しい、とまでは思わないかな」となってしまう人は、少なからずいるのではなかろうかと。

茹でガエルという言葉があります。

しんどいなあ。しんどいなあ。と生きているうちに、どんどん疲労が積み重なっていく。生きる気力がなくなる。

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起業する直前の半年、わたしはかなりブラックな環境で仕事をしていました。営業に好きなようにコキ使われるという。上司に訴えても営業に直接文句言ってもなかなか事態は改善しなかった。我慢しよう。転職したって今より良くなるとは限らない。みな頑張ってる。ストレスはヒドかったし、家族にも当った気がする。

あの時の状態は、まさに茹でガエルだったな、と今になって思います。

結局その後すぐに独立起業したわけで、「茹でガエル」状態を無事脱することができたのですが、当時は「ブラックなところから逃げるために起業する」という感覚はありませんでした。ブラックな環境はそれはそれとして、粛々と一つの選択肢を選んだという。

「ブラックな環境」などと言いますが「ブラックな環境」と「ホワイトな環境」があるわけではなくて実際にはただグレーゾーンが広がってるだけなんですよね。

無段階グレーゾーンで右往左往しているうちに、いつの間にかとってもしんどい環境にハマってしまっている。

あ。ブラックなところに入っちゃった。逃げなきゃ。

そういうことはまずなくて(※)、気が付くとブラックな環境に飲みこまれていて「それが当たり前だ」と思っている自分がいる。まさに自主的な洗脳が行われるという。

(※)明らかなパワハラ、モラハラであっても、何となく受け入れちゃう人も多いかと。

ブラックな環境しかり「まだ死にたくはない、とまでは思わないかもしれない」という気分しかり。

そういう「どん底」から抜け出すためには、まず「オレは確かにちっぽけな人間だけど、こんな風に理不尽に扱われるべきではないんだ」と認識できるかどうかが大事。

その「気づく力」ってのは、強いメンタルと表裏一体かと思います。

次に自分にが出来ることを考えて、強い意志で、ポジティブに進む力。

「生きる力」なんていうと手垢が付いた感じがありますが、要するに「死ぬなんてもったいない。生きてりゃいいことあるぜ」という確信と「オレはこんな風に扱われるべきではない」という最低限のプライド、それから「オレは今茹でガエルになってないか?」という問いが大事ではないかと。

ホリエモンほど華やか?に生きることはできませんが、わたしはわたしなりに、地味に楽しみながら足掻くしかないのかなと思うのです。

ぼくたちの「完全自殺マニュアル」 ぼくたちの「完全自殺マニュアル」

ショーペンハウエルは自殺推奨みたいな人じゃなかったかな。

自殺について 他四篇 (岩波文庫) 自殺について 他四篇 (岩波文庫)