A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

腑に落ちたブラック企業論

実はブラック企業の大半は合法であり、ユニクロは優良企業であるという現実

日本の労働法制を超簡潔に説明すると、3行で終わる。
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・終身雇用だけは最優先で死守すべし
・そのためなら、他のことは大目にみましょう
・とはいえ、終身雇用についても、余裕のある会社だけ守ってくれればいいです

見事ですね。その通り。

えーと。以上です。

(翌日追記)

なぜ腑に落ちたか。

いろいろつながったからです。護送船団方式、終身雇用、源泉徴収。核家族。一億総サラリーマン。

終身雇用制度とか家族主義は、日本人のメンタリティと親和性が高かったってのはあるでしょう。

井深さん盛田さん松下さんやらの立身伝を見ていれば分かります。社員とその生活(家族)を大事にしますね。古き良き日本の経営者。

国(政治家・官僚)は、そんな大企業的家族主義(?)を、実にうまく利用したんですな。

まずは企業をいろんな規制で保護した。
ちゃんと社員(国民)の面倒を見ろよと。

企業が金銭的に社員の面倒を見ることができれば、国民の人心も安定する。衣食足りて礼節を知ると。変な奴らが減ってありがたい。
企業が社員の面倒を見てくれるから、国民は安心して家が買える。車も買える。子供も作れる。銀行も安心して金を貸せる。経済が回る。

そして何といっても源泉徴収制度。これが実に上手くできている。

国民を企業という組織に属させる。

この企業には、源泉徴収という義務が課せられる。

社員(国民)が支払うべき税金を計算して、納めさせるワケ。

楽だよね。黙ってても、正確に納税されるんだから。

その税金を使って公共投資をやったり保護したりする。つまり、企業を守る。

国民は企業に守られ、企業は国に守られ、国は楽に税金を受け取ることができる。

お見事。実に上手くできている。

ドラッカーが「日本の官僚は世界一優秀だ」と言ったのも、カレル・ヴァン・ウォルフレンさんが舌を巻いたのも、この辺りにあるんじゃないかしらんと。

そんな中で「出来るだけ終身雇用制を守れよ」という労働法が出来たんだろうね。と思うんですな。

企業の保護が、そのまま国民の保護になった時代の残滓。

もはや、通用しない考え方。

それがブラック企業を生んでいるのかと。

これを変えることは容易じゃありませんな。

何といっても、大企業とか公務員が寄って立つ論理だからね。変えたくない人は多く、強い。

でも、そんな高度成長時代のスキームの副作用も大きかったですわな。

閉塞感。行き場がない。サラリーパーソンになりたくない。

原発問題。(乱暴だけどね)

そして少子化。

そろそろ変わらねばいかんのではないかと思います。

思ってるだけじゃ、詮無いんだけどね。