A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

夏目漱石「坑夫」読んだ

青空文庫で無料だったので、電子書籍リーダーで読みました。

ディテールが生き生きしていて、読む人をグイグイ引っ張る小説です。

ひたすら山に入っていくシーンや、炭坑に下りて行くシーンなどは、指輪物語のようで(?)ワクワクしました。炭坑の描写もなんだかRPGに出てくるような?(我ながらどういう感想だ?>オレ)

実際には非常に地味なストーリー&非ドラマティックな展開なんですが、個々の描写にリアリティがあるのと、東京で高い教育を受けて育ってきた主人公が立ち入ったことのない異界にどんどん入り込んでいく、そんな緊張感のおかげで、まるで中世の冒険譚のように読む者に迫ってきます。

通勤時間、まったく退屈しませんでした。
買って良かった。Sony Reader。

わたしはこの本を読んだあと、とても芋が食べたくなったので、芋をふかして子供と食べました。美味しかった。
本に出てくる食事を食べたくなったとしたら、その本はいい本です。きっと。

後はSony電子書籍リーダーについて。

電子ペーパーで読む夏目漱石

なんだか、新しい小説のように思えました。

ホントに。

服装(和服には知らない単語ばかり!)や食事の描写、言い回しは全て古いんですが、なぜだか電子ペーパーで読むと新しい印象で読めてしまうという。外国の小説みたいな感じ?

電子ペーパーって、光こそ発しないものの、よく見るとドットが目についたりして、やっぱりデジタル・ガジェットなワケですよ。

そこにデータをロードして読むんだから、何というか感覚的には読書というよりもWebブラウジングに近い。

夏目漱石をデジタルで読む。微妙なズレが心地よい電子書籍リーディングなのです。

以上。