A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

ナントカHacksについて

再びナントカHacksにケチをつけるわたくしであります。

単なる悪口ではなく、生産的な批判吟味になっていることを祈りながら。

今回の矛先は「テキパキ仕事をして決まった時間に帰るための11の手段」。(元ネタは11 Ways To Be More Productive At Work - AskMen.comとのこと)

その「手段」とやらの最初の3つを引用してみます。

  1. 仕事に優先順位をつける
  2. 決まった時間に帰る
  3. 電話を取るタイミングを決める

この後「すぐに実行する」「整理整頓」などと続きます。

いやあ。No. I'm good. Thanks.って感じでしょうか。

何という正しさ。

一つ目。
仕事に優先順位を付ける。
重要な仕事、納期が差し迫った仕事を片付ける。そりゃそうでしょう。

二つ目。
決まった時間に帰る。
コメント不要。

三つ目。
電話を取るタイミングを決める。
確かに電話って邪魔ですね。難しい報告書の作成中やプログラミング中に割り込まれたらたまったもんじゃない。
「二時間は電話に出ない!」と決める。正しいですねえ。

特に二つ目と三つ目。
ナンタラHacksの矛盾が出てるように思うのです。

そんなん、Hackじゃねーよ、と。

決まった時間に帰る!素晴らしいですね。
これを鵜呑みにして三日間18:00でサクッと帰ってごらんなさい。
四日目に上司に呼ばれて「お前最近仕事が足りないみたいだな。これも頼む」と別の仕事を押し付けられる。
それでも頑張って三か月続けてみましょう。
すると自分より要領が悪いけれど遅くまで残ってる同僚が先に出世しちゃった。
結局周りと同じ時間帯に帰るのが一番無難ということになるわけ。

電話に出ない!これもまた立派な目標です。
しかしその後上司に怒られる。「お前なんで電話に出なかったんだ!オレのところにクレームが来ちゃったじゃないか!」

簡単に出来るもんじゃない。

後は引用したサイトにはありませんが、こういうHackもありますね。

上司を上司と思うな。
お客さんと思え。

とか。

頭では分かっていても出来やしません。
お客さんだろがなんだろうが、イヤな上司はイヤな上司です。

こんなことが出来る人はすでにそれができる環境にいる、それを実行できる能力、器をすでに持っている人に限られるんです。

ある人が仕事を早く終えてさっさと帰れるのは、何よりもそれが許容された職場だから。

上司をお客さんと思ってやり過ごせるのは、その人の器がそれだけ大きいから。

さも簡単そうにHackとかTipsとか言って紹介されているモノは、実は原因ではなくて、結果なのです。

早く帰ることができる(結果)のはちゃんとした職場だから(原因)。
電話をコントロールできるのは(結果)、ちゃんとした上司がいるから(原因)。

世の中、原因と結果をひっくり返すと上手く説明できることが多い。

でも簡単に騙されてたら、時間がもったいない。

とか思うのです。

以上。