A Life With Adult ADHD

2014年にADHD持ちであることを確信し、2017年に自身のサイコパス属性に気が付いた一人会社IT社長のブログ

快適に人生をやり過ごすために。【皆さまのADHDブログ

おめでたい話(コラボレーション・パターンですと)

仕事の合間にネットサーフィンしていると、コラボレーション・パターンとか言うページにたどり着きました。

読んで愕然。

コラボレーション・パターンは、「創造的コラボレーション」の秘訣を言語化したものです。創造的コラボレーションでは、メンバーが高め合い成長しながら、個人には還元できないチームレベルの「創発的な勢い」に乗り、世界を変えるような成果を生み出します。

云々。
ですと。

「ブログにあまりネガティブなことは書かない」方針は持っているのですが、こればっかりはスルー出来なかったわたしをお許しください。

アホ臭いとしか思えません。

わたしを失笑せしめたパターンの例。

  1. 未来への使命感
  2. 方法のイノベーション
  3. 伝説をつくる
  4. 成長のスパイラル
  5. 共感のチームづくり
  6. とかとか・・・

あー。バカバカしい。

以下、コラボレーションという言葉の意味が広過ぎるので、いわゆる「プロジェクト」を対象に考えます。お友達と仲良く趣味の工作をやることとは、別の営みとして。

これを考えた人が現場のプロジェクトを一度も経験してないことは明らかですな。

せいぜい学生仲間で共同研究したとか、その程度の経験を元にしたと思われますね。
ついでに「精神オナニー」たる自己啓発書(プロジェクト成功物語のたぐい)を何冊か読んで、適当にキャッチコピーをまとめただけ。

何というくだらなさ。
ため息しか出ません。

そもそもプロジェクト(=真剣勝負としてのコラボレーション)観が根本的に間違ってる。

学生のぬるま湯プロジェクト。
成功したベンチャー企業のプロジェクト。それも拙い話は切り捨てた後の単なる自慢話。

その程度の理解しかない。

根本的な洞察が欠けている。

プロジェクトを動かす根源的なエネルギー。

それは、何か。

不安と恐怖です。

プロジェクトに常に付いて回るもの。それが不安と恐怖。

開発者は開発者の不安があり、マネジャーにはマネジャーの不安がある。

開発者はミスをしたんじゃないか、バグがあるんじゃないか、致命的な見落としをしていないかと恐れる。
マネジャーは要件漏れがないか、とんでもない取りこぼしがないかと恐れる。

まずは不安をマネージすることが、プロジェクトに肝要なのです。

プロジェクトを狂わせるのも不安。
成功に導くのも不安。

不安をマネージする必要があるからこそ、リラックスして、プレッシャーを最小限にする必要があるのです。

「嬉しい楽しい」プロジェクト運営を前面に押し出したって、上手く行くはずがない。
メンバーもマネジャーも、鼻で笑うだけです。
なぜかといえば、そこに「不安をマネージする必要がある」という根本的な洞察が欠けているからです。

「コラボレーション・パターン」という提案が、Webに氾濫するしょーもないなんたらHacksと見分けがつかない理由は、そこにあるんでしょう。

以上。